llmo_package — curumi-ops

くるみAIバディ for LLMO

一言で: 「LLMの中で、最初に思い出される企業を作る。SoM を毎月数字で示し続ける」

参考スライド(外部社事業者の LLMO 提案): https://docs.google.com/presentation/d/1dY2WWI77ZwzYv_IuM0dctKSaguspAwM-Kqc0Kn3tlvk/edit

位置付け

positioning_barbell.md のバーベル原則上、本パッケージは P2「代替不可能側」に紐づく上流装置として扱う。

競合との差別化: 既存の LLMO サービスは「SEO の延長」「コンテンツ最適化」「Wikipedia 編集」など手段から逆算して語る事業者が多い。くるみAIバディ for LLMO は「SoM(Share of Model)を毎月計測して報告する」という結果の数字から逆算する。施策は SoM を上げる手段にすぎない。

なぜ今やるのか(営業時の前提共有)

ユーザーの情報探索行動が、Google 検索から「LLM に聞く」へ移っている。広告で刈り取る前段が崩れつつある。

指標 数値 出典
LLM でリサーチ開始するユーザー 42% Yoast 調査
AI 経由訪問者の CVR 倍率(対 従来検索) 4.4 倍 SearchEngineLand
GEO ベンチマークで自社カテゴリ AI 回答に完全に無視されているブランド 68%(10 社中 7 社) GEO Benchmark 2025
AI 回答が Google 検索結果に占める割合 15% 以上(ゼロクリック化が加速) 業界推計
AI 検索のビジネス価値が従来検索と並ぶ予測時期 2027 年 業界推計
見出し構造が整った記事の AI 引用率 約 3 倍 LANY / SALT.agency
ChatGPT 引用記事のリスト形式含有率 80%(Google 上位は 28.6%) SALT.agency
引用・統計・リンク埋め込みによる引用率向上 +30-40% SearchEngineLand
llms.txt 実装サイト数 84 万以上(Anthropic / Cloudflare / Stripe 含む) BuiltWith 2025/10

→ 海外 CMO の経営会議では「Google 順位」ではなく「Share of Model」が一次指標になりつつある。日本は「AEO(AI 回答に出よう)」止まりが大半で、SoM を月次計測している企業はほぼいない。先行者の景色を取りに行く。

用語整理(営業で必ず聞かれる)

用語 何に対する最適化か
SEO Google 検索結果ページ
AEO Google AI Overviews(検索結果上部の AI 回答)
GEO Perplexity 等の AI アンサーエンジン全般
LLMO ChatGPT / Claude 等の対話型 AI 全般

→ 実務上はまとめて「LLMO 対策」と呼ぶ。やることはほぼ重複する。本パッケージは「LLMO」を冠した上で AEO / GEO もカバーする。

業界の動きと当社の差別化(営業で言い切る)

既存の LLMO 事業者の動き 当社のスタンス
llms.txt / Schema / 見出し最適化を単独施策の積み上げで売る LLMO 単独で売らない。SoM 計測契約 + SEO・広告・PR 横断戦略で売る
「LLMO パワー」「内部リンクペナルティ」など新しい用語で煙幕を張る SoM の数字でしか語らない。施策は SoM を動かす手段にすぎない
月次レポートに伸びを示せず 3 ヶ月で「効果ない」と言われ離脱 計測プロトコルを契約時に固定 + 自社で先行実証 3 ヶ月分の SoM 推移を提示してから売る
「AI に読ませる」止まり(オウンド最適化のみ) オウンド × アーンド × 測定の3層を統合運用。アーンドが効くまで撤退しない
寄生サイト / DMCA 申請などブラックハット化 Wikipedia 編集ガイドライン厳守、社員直接編集禁止、第三者執筆者経由のみ

既存事業者が 3 ヶ月で離脱する構造的理由: AI 経由で知ったユーザーは、その後「指名検索」でサイトに来る。GA4 はそれを「オーガニック流入」として記録するため、LLMO の成果が SEO の成果に見える。SoM を直接測らないと、施策と結果が紐づかない。これを契約初期に説明できるかどうかが、6 ヶ月運用に持っていけるかの分岐になる。

2025-04 以降のカウンタートーク: Google John Mueller の「llms.txt は keywords meta タグと同じ」発言を起点に「LLMO 効かない」議論が広がった。営業では先にそれを認める(LLMO 単独施策の積み上げで SoM は動かない)。そのうえで「だから計測契約だけはガチで作る、動かす対象は SEO × 広告 × PR の横断戦略」と再ポジショニング。詳細台本は llmo_counter_positioning.md 参照。

誰に売るか

優先 プロファイル LLMO で解ける課題
★★★ BtoB SaaS / 高単価 BtoC で「比較検討に時間がかかる」業種 商談前リサーチで ChatGPT に聞かれる回数が増えている
★★★ 指名検索が伸び悩んでいる D2C / EC 上流の認知を媒体外で取る必要がある
★★ 業界カテゴリで「2-5位くらい」のブランド 1位だけが LLM 出力に乗っている状態を覆す
完全に無名のスタートアップ Wikipedia/業界メディアの土台がなく、Audit のみ意味あり
× 完全に1位の業界トップ やる意味が薄い(LLMO 不要)
× 媒体運用 ROI が確立済で迷いがない 別パッケージ(P1)優先

提供価値の核(3つの約束)

  1. 毎月、SoM の数字で報告する — ChatGPT / Perplexity / Gemini / Claude / Copilot の 5 モデル × 業界ターゲットクエリ 30-100 本で、自社・競合 N 社の言及率を実測。毎月の推移を数字で出す
  2. オウンド × アーンドを統合運用する — 自社サイト構造化(オウンド)と、Wikipedia / 業界メディア / 比較サイト / Reddit / note などのLLM が引用するソース側(アーンド)を同時に動かす。片方だけでは SoM は動かない
  3. 半年で SoM を 2-5 倍にする — 業界・現状値による幅はあるが、半年で 2-5x を目標に 3 層を運用する。毎月の SoM 推移を数字で共有し、伸びていなければ施策を組み替える

KPI / 計測軸

数字を「LLMO Score(0-100)」という単一の総合指標で見せ、その裏側に Main 3 + Sub 5 のレイヤー構造を持たせる。詳細な算出式・業種別 cap・バージョニング規約は llmo_scoring_model.md 参照。

総合指標:LLMO Score(0-100)

LLMO Score = M1 SoM × 0.40
           + M2 Citation Position × 0.25
           + M3 Brand Co-occurrence Rank × 0.15
           + S1 競合 SoM 差分 × 0.10
           + S2 引用ソース多様性 × 0.05
           + S3 Sentiment 補正 × 0.05
           ───────────────────────
           = 0-100

業種別 cap で SoM を正規化し、業種を跨いで比較可能にする。重みは契約期間中不変(変更時はバージョンタグ付与)。

達成度ゲージ:

Score 帯 ステータス 業界での位置
0-15 🔴 無視されている 業界の 68% 側
16-30 🟠 言及はあるが脇役 Top3 に入らない
31-50 🟡 業界 32% 側に到達 Top3 に出始める
51-70 🟢 Top3 常連 カテゴリ内で安定上位
71-85 🔵 第一想起候補 カテゴリ内 1-2 位
86-100 🟣 業界 1 位 カテゴリのデファクト

目標: 半年で LLMO Score +15-30pt(初期値・施策範囲による)。月 20 万円プラン(オウンド + 測定)は +15pt 前後、要相談プラン(アーンド・PR まで含むフル運用)で +20-30pt が目安。マルチサイトはサイト別に Score を追う。

Main 指標(3 つ、月次レポートで報告)

指標 定義 計測方法 重み
M1: SoM (Share of Model) 業界クエリで LLM 回答に自社が言及される率 主力 2 モデル(Perplexity + Gemini)× クエリ 30-100 本 × 3 試行多数決 40%
M2: Citation Position 言及されたクエリでの引用順位の平均スコア(1 位=100 / 2 位=80 / 3 位=60 / 4 位=40 / 5 位=25 / 6-10 位=15 / 11+=5) AI 回答内の出現順を抽出 25%
M3: Brand Co-occurrence Rank 業界カテゴリで並列言及されたブランド群(自社 + 競合 N 社)の中での自社順位 (N+1-rank) / N × 100 15%

Sub 指標(5 つ、Main の解釈・補強)

指標 用途 重み
S1: 競合 SoM 差分 業界カテゴリ内 1 位との差を 0-100 マップ(差 0pt=100 / -30pt 以上=0) 10%
S2: 引用ソース多様性 citation URL のユニークドメイン数(オウンド偏重を検知) 5%
S3: Sentiment 補正 ポジ % - ネガ % を 0-100 にシフト(50 中立) 5%
S4: Citation Stability 同一クエリ × 月内 3 試行の判定揺らぎ率(計測信頼度) 参考表示(Score 算出には含めない)
S5: 指名検索 + 「LLM で見た」声 GSC 指名検索 + 商談ヒアリング集計(現場の確証) 参考表示(Score 算出には含めない)

KPI ガードレール

KPI ガードレール

SoM 計測プロトコル(不変、変更時は契約見直し)

LLM の応答はモデル版・温度・地域・日時・履歴で大きく揺れる。計測の再現性を担保するため、計測条件を契約時点で固定し、変更があれば CL に通知する。

項目 固定値 / ルール
プロンプト文 クエリ単位で完全固定(半角・改行・末尾の ? も含む)。変更は CL 合意の上で四半期に1回まで
モデル版 月次計測時のモデル ID をログに保存(例: gpt-4o-2024-11-20)。マイナーバージョン変更は推移グラフにバージョン変更マーカーを打つ
temperature 0(一部モデルで未対応の場合はモデル内最小値、その旨をログ保存)
地域 日本(IP / 言語 ヘッダ固定)。CL の主要市場が海外の場合はマルチサイト契約で別途設定
計測日時 毎月第1営業日 09:00-12:00 JST に固定。再計測時は同時刻帯で実行
履歴 / セッション 新規セッション毎クエリ(履歴汚染を防ぐ)
試行回数 クエリ × モデル毎に 3 回 計測 → 多数決で言及有無を判定(LLM のばらつきを吸収)
証跡保存 raw response 全文 / citation URL / モデル ID / 計測タイムスタンプ / プロンプトハッシュ を DB に保存。最低 24 ヶ月保持
競合言及検出 競合名の表記揺れ辞書(社名 / サービス名 / 略称 / 英名)を CL ごとに維持し、辞書バージョンと判定結果を共に保存
sentiment 分類 別 LLM 呼び出しで 3 値分類、月次サンプル 10% を人手レビュー

差分許容ルール(モデル揺らぎ vs 施策効果の切り分け): - 月次変動 ±2pt 以内は「ノイズ」として翻訳しない(CL に「変動なし」と報告) - ±2-5pt の変動は推移トレンドと組み合わせて評価 - ±5pt 超は施策効果 or 競合動向として個別調査・コメント付与

モデル別の取得方法と契約上の扱い(重要):

モデル 取得方法 商品仕様での扱い 注意
Perplexity 公式 API(Sonar / pplx-* シリーズ) 主力モデル(契約必須) citation が公式に取れる
Gemini Google AI Studio / Vertex AI 公式 API 主力モデル(契約必須) grounding 機能で citation 取得可
ChatGPT (Search) 公式 API は search 結果非公開のため、ChatGPT Search 機能の取得は 規約上現状制限あり 参考モデル(公式取得手段が整うまでは「サンプル計測」扱い) OpenAI 規約変更を継続監視
Claude 公式 API は web search 機能あり(Anthropic Web Search Tool) 参考モデル(公式機能の安定性を待って主力化判断) 2026 時点でβ段階
Copilot (Microsoft) 公式 API なし 参考モデル / オプション(規約クリア前提) 営業説明で「主力 2 + 参考 3」と明示

LLMO パッケージの契約書には「Perplexity + Gemini を主力モデルとする」を明示。ChatGPT / Claude / Copilot は「取得可能な範囲で参考計測」と表現し、商品の主指標から除外する。マルチサイト契約は別途オプション扱い。

施策の3層構造

施策は以下 3 層を同時並行で運用する。1層だけでは SoM は動かない。

層1: オウンド最適化(自社サイト・コーポレートサイト)

LLM が自社ドメインから引用しやすい構造に整える。curumi-corp で既に実装済みの基盤を CL 向けに展開する。

# 施策 既存資産 工数イメージ
O1 llms.txt を当社ホスト + CL は head にタグ 1 行(後述「配信方式」参照)。事業概要・主要記事・Q&A・実績の動的集約。月次更新は当社側 DB で完結 curumi-corp で動的生成済(=配信基盤の原型) CL 初回 0.05人月 + 月次は当社内で 0.1人月
O2 AI クローラー許可(robots.txt で GPTBot / PerplexityBot / Claude-Web / Google-Extended など明示許可)。robots.txt は仕様上 CL ドメイン直下に必要なので CL 側配置 curumi-corp 実装済 0.05人月 / 初回
O3 Schema.org 構造化(Article / FAQPage / HowTo / Organization / Person) curumi-corp 実装済(FAQPage は P0 で予定) 0.2人月 / 初回
O4 「見出し + 第1文」ルール適用(パッセージ抽出されやすい記事構造へリライト) プロンプトに既に注入予定(P0) 0.3-0.5人月 / 月
O5 比較表セクション / FAQ セクションの戦略的配置 sectionType comparison_table / faq 追加予定 0.2人月 / 月
O6 数値・定量データ埋め込み(事例の数字、業界統計の出典付与) ケーススタディテーブル設計済(P1) 0.2人月 / 月
O7 著者プロフィール E-E-A-T 強化(bio / credentials) companyMembers 拡張予定(P1) 0.1人月 / 初回
O8 SAGE 3 法則の適用(共配置 / マルチクエリ集約 / 決定的事実) Google 研究論文「SAGE」根拠 リライト時に内包
O9 llms.txt(サマリー)+ llms-full.txt(詳細)の二段構成。両方とも当社ホストで配信し CL head に link タグ。llmstxt.site / directory.llmstxt.cloud / aeo.press への登録は当社が代行 curumi-corp 自社実装で実証予定 0.1人月 / 初回
O10 NotebookLM で当社配信の llms.txt の読み取り精度を検証(CL サイトのアイデンティティが AI に正しく解釈されているかを社内で事前検証)。当社ホスト方式なので CL 側へのデプロイなしで検証→修正サイクルが回せる 0.05人月 / 初回 + 改修時

llms.txt の配信方式(差別化ポイント)

WordPress プラグイン / CL 側手書きの方式は環境依存 + 月次更新で CL admin 介入が要るため、運用に乗せにくい。本パッケージは当社ホスト + CL head にタグ 1 行を中核に据える。

配信構成(推奨パス):

[当社ホスト]                                          [CL サイト]
llmo-edge.curumi.co.jp/{client}/llms.txt        ←   <link rel="alternate" type="text/markdown"
   ↑                                                       href="https://llmo-edge.curumi.co.jp/{client}/llms.txt">
   │                                                  ↑ CL の <head> に 1 行
   └── DB から CL 別の事業概要/主要記事/Q&A/実績を
       Cloudflare Pages Functions で動的レンダ              ↓
       AI クローラーのアクセスログを SoM 計測              CL ドメイン直下に /llms.txt が欲しい場合は
       基盤に直結(citation source として可視化)          CL のホスティングで rewrite/redirect を 1 設定

CL 側の作業(環境別、最小工数):

重要 / 配置の推奨: llms.txt の主要仕様(llmstxt.org)と Chrome Lighthouse の agentic browsing ガイドラインはサイトルートの /llms.txt 配置を前提にしている。<link rel="alternate"> 単独で主要 AI bot が当社ホスト URL を発見・採用する保証はない。よって:

rewrite が CL の規程・運用で不可能な場合は link タグのみで運用し、bot 別の発見率を実測しながら進める。

ホスティング 作業内容 rewrite 推奨度
どこでも共通(link タグ) <head><link rel="alternate" type="text/markdown" href="https://llmo-edge.curumi.co.jp/{client}/llms.txt"> を 1 行追加(CMS 側でテンプレ修正 or タグマネージャ経由) 全契約の基本
Cloudflare 配下 Workers / Page Rules で /llms.txt → 当社エンドポイントへ rewrite 本格運用で推奨
Vercel / Netlify vercel.json / _redirects で rewrite 1 行 同上
AWS CloudFront Lambda@Edge or CloudFront Functions で rewrite 同上
WordPress wp-config.php or functions.php/llms.txt リクエストを当社エンドポイントへ転送(プラグインは原則使わない) 同上
nginx / Apache 直配信 location /llms.txt { proxy_pass https://llmo-edge.curumi.co.jp/{client}/llms.txt; } 1 ブロック 同上

この方式の利点:

  1. CMS / フレームワーク非依存: <head> に link タグが書ければ動く
  2. 月次運用が完全に当社内完結: CL admin 権限 / プラグイン更新管理に依存しない
  3. AI クローラーの取得証跡(crawl telemetry)を当社が保持: どの AI が・いつ・どの CL の llms.txt のどのバージョンを取りに来たかを月次レポートで可視化(補助指標としての観測値)
  4. A/B テスト可能: llms.txt の内容を月次で変えて、SoM への影響を検証できる(配信バージョンを immutable に保存し、SoM 結果と紐付ける)
  5. CL サイトに侵襲が少ない: HTML 1 行 + 必要なら rewrite 1 設定だけ

指標の取り扱い(重要): llmo-edge のアクセスログは「AI bot がファイルを取得した事実」を示す crawl telemetry であり、「AI が回答生成時に当該情報を引用した証跡」ではない。User-Agent は偽装可能(IP / CF Bot Score / 公式 IP レンジで補助検証)。

月次 SoM レポートで「引用された (citation source)」と表示するのは、Perplexity / Gemini 等の公式 API のレスポンスに含まれる citation URLraw response ID のみ。crawl telemetry は「読みに来た回数」「読まれたバージョン」の補助観測値として別欄に分けて表示する。

配信物のバージョン管理(必須):

llms.txt / llms-full.txt / Schema JSON-LD タグ列は動的レンダリングしっぱなしにしない。以下の運用に乗せる:

項目 仕様
公開ワークフロー draft → CL/社内承認 → approvedpublished → 停止時 paused → 廃版時 archived の 5 ステート。配信されるのは published のみpaused / archived は 404)
承認者 CL 側責任者 1 名 + 社内 CSM 1 名(合計 2 名の承認で初公開、内容変更時も再承認)。緊急停止 (published → paused) は社内 1 名で即時実行可
バージョン固定 published 時点で content hash (SHA-256) と完全な snapshot を llms_artifact_versions テーブルに immutable で保存
ロールバック 過去の published バージョンへ即時切替(30 秒以内)。CL からの停止要請に対応
アクセスログとの紐付け llms_access_log の各行に 当該時点の artifact version (content hash) を必ず記録(あとから「その bot は何を読んだか」を再現可能に)
緊急停止 ops UI から CL × 1 クリックで配信停止(statepaused に切替 → 404 を返す)。法務 / 誤情報 / 規約違反 申告への即応

例外(CL 側で配置が必要なもの):

SAGE 3 法則(Google 研究論文発の重要原則)

AI エージェントは「調査の手間(ホップ数)を減らしてくれるサイト」を高く評価する。以下 3 つを満たしたページが、AI の最終回答ソースに選ばれやすい。

法則 内容 リライト時の判定
共配置(Co-location) 複数の回答要素を 1 ページにまとめる(AI が次のサイトへ移る手間を省く) 「次の項目は別ページ参照」のような分割を減らす
マルチクエリ集約 ユーザーのサブ質問(費用・期間・手順 等)を 1 記事で網羅 FAQ + 比較表 + 手順リストを 1 記事に同居
決定的な事実の提供 計算式 / 日付 / 定義 / 数値など、AI が推論を完結させる「最後のピース」を提供 数値・固有名詞・出典付与を徹底

副次効果: 包括ドキュメント化は AI を自社サイトに留め他社サイトへ行かせない防御策にもなる。SEO の上位 3 位とも整合(SAGE は Top3 を優先参照)。

層2: アーンド施策(LLM が引用する外部ソース側)

LLM は自社ドメインだけでなく、Wikipedia / 業界メディア / 比較サイト / Reddit / Quora / note / Qiita / YouTube などからも引用する。第三者文脈側のシェアを取る施策を回す。

# 施策 重要度 工数イメージ 注意
E1 Wikipedia 記事の編集 / 加筆(会社・サービス・業界用語) ★★★ 0.2-0.5人月 / 初回 + 月 0.1 編集ガイドライン厳守。社員が直接編集は NG(→ 利益相反扱い)。社内ガイド整備
E2 業界メディア寄稿(HR テック ABC / マーケジン / Web担 等) ★★★ 0.3人月 / 寄稿1本 月1-2本ペース。コーポレート広報経由
E3 比較サイト掲載(ITreview / BOXIL / Capterra / G2 等) ★★ 0.1人月 / 月 レビュー獲得は社員によるリアル運用が必須(自作自演 NG)
E4 note / Qiita / Zenn / SpeakerDeck の専門記事 ★★ 0.3人月 / 月 著者は実名・所属明記。引用ソースに使われる
E5 Reddit / Quora / Yahoo!知恵袋 での専門回答 0.1-0.2人月 / 月 業種により有効度が大きく違う(英語圏向け SaaS は ★★★)
E6 PR 配信(PR TIMES / @Press(プレスリリース) ★★ 0.1人月 / 配信1本 業界メディア掲載 → LLM 引用の流れを作る
E7 YouTube / 動画コンテンツ(Gemini / ChatGPT は YT を引用) C4 動画 CR 制作と兼用可 既存 P1 のクリエイティブを LLMO 文脈で二次利用
E8 高 DA サイトへの投稿(Crunchbase / GitHub / Hackernoon / Devpost / About.me / Strikingly / Site123 / Imgur 等) ★★ 0.1人月 / 月 スタートアップ系 CL に特に有効。AI が引用するソースとして DA の高いプラットフォーム経由でブランドを露出
E9 Perplexity Enterprise(自社情報を AI 検索に直接反映する API 連携) ★★★(規模 CL に限る) 別途見積(API 利用料含む) Salesforce 等が導入し表示率 +18%(公表値)。マルチサイト契約のオプションとして検討。「対策した企業だけが推薦される環境」が訪れつつあり、先行導入の優位性が大きい

層3: 測定・レポーティング(パッケージの中核差別化)

SoM を毎月計測する基盤。ここが他社 LLMO と違う「結果から逆算」のエンジン

# 施策 工数
M1 クエリ設計(業界 × ペルソナ × ファネル段階で 30-100 本確定) 0.3人月 / 初回
M2 5 モデル × クエリ × 月次計測(ChatGPT / Perplexity / Gemini / Claude / Copilot) 0.2-0.3人月 / 月(cron 自動化前提)
M3 競合言及率の並列計測(事前定義の競合 5-15 社) 同上(M2 と統合)
M4 引用ソース分析(citation URL のドメイン分布・推移) 0.1人月 / 月
M5 sentiment 分類(ポジ / ニュートラル / ネガ) 0.1人月 / 月(LLM で自動分類)
M6 月次 SoM レポート PDF 生成(CL ロゴ入り、表紙 / 推移 / 競合比 / 施策ログ / 翌月アクション) 0.2人月 / 月(自動生成基盤前提)
M7 月次レビュー MTG(30 分)(数字を見て翌月の優先順位を決める) 0.1人月 / 月

料金 — 月 20 万円プラン と 要相談プラン

プランは 2 つだけ。「月 20 万円で最低限をきっちり回す」か、「アーンド・PR 施策まで含めて要相談で組む」か。施策範囲とサイト数で見積もりが変動する、シンプルな料金体系。

プラン 価格 含まれるもの
月 20 万円プラン(最低限) 1 サイト 月 20 万円 層1 オウンド最適化(llms.txt / 構造化データ / 見出し+第1文 / SAGE 3 法則 等の月次サイクル)+ 層3 測定(主力 2 モデル × 30-100 クエリ × 月次計測、月次 SoM レポート、月次レビュー MTG)。「最低限やること」をきっちり回す
要相談プラン(アーンド・PR まで) 月 20 万円〜 + 制作実費 月 20 万円プランに加えて層2 アーンド・PR 施策(記事作成 / 業界メディア寄稿 / Wikipedia 加筆 / 比較サイト掲載 / note・Qiita 専門記事 / PR 配信)。記事制作費・媒体費・外部ライター費などの制作実費は CL 負担で別途精算。マルチサイト / マルチブランドもこちらで個別見積

初回オンボーディング: 継続契約の初月に現状 SoM 監査(現状 SoM レポート / 競合 5-10 社比較 / 引用ソース分析 / コンテンツ監査 / 半年ロードマップ / 報告会 60 分)を含む。スポット単体の監査は提供しない。

ルール: - 課金単位は「サイト(ブランドサイト 1 つ)」。サイトが増えれば 月 20 万円が積み上がる - 月 20 万円プランで開始し、途中から「要相談プラン」へ拡張可能 - 要相談プランの制作実費(記事 / 寄稿 / PR)は CL 負担で実費精算。当社マージンは月額(コンサル・運用フィー)側で取り、実費は透明にパススルーする - 人月原価管理は社内で行い、顧客には月額 + 実費で提示する(pricing_table.md 参照)

営業フロー

初回商談 → 現状 SoM 監査(継続契約の初月オンボーディングに含む)
   ↓ 監査レポート + 半年ロードマップ + 報告会 60 分
   ↓
LLMO パッケージ 継続(月 20 万円プラン or 要相談プラン)
   ↓ 6 ヶ月運用 → 毎月 SoM の数字で推移を報告
   ↓
要相談プランでアーンド・PR 拡張 / マルチサイト拡張
                          ↘
                           P1 AIネイティブ広告運用 / P2 UGC×テレビPR / AX への展開

LLMO 領域の入口は LLMO パッケージが直接。AI 実践 1day(AIバディ傘下のフロントドア商品、ai_jissen_1day_playbook.md 参照)は AX 専業に絞っており、LLMO 領域は射程外。1day で LLMO に興味を示した CL には、別商品として LLMO パッケージを別途案内する形。

初回商談での問い(営業スクリプト): 1. 「ChatGPT で『〇〇業界 おすすめ』と聞かれて、御社が出てきますか?」 2. 「LLM での言及率を測ったことがありますか?」 3. 「半年後、業界カテゴリで言及率トップ3 に入っていたら、どんなインパクトがありますか?」 4. 「いま GEO ベンチマークでは業界の 68%(10 社中 7 社)が AI 回答に完全に無視されている状態です。御社が入っている 32% 側か、それとも無視されている 68% 側か、確かめませんか?」(FOMO 訴求) 5. (既に LLMO 業者と契約中の CL に対し)「SoM を月次の数字で報告されていますか? 多くの事業者は『AI に読ませた』止まりで、指名検索の伸び= LLMO の成果と説明 してしまうので、3 ヶ月でクライアントが『効果ない』と言い始めるパターンが多いんです」

SoM 計算式の説明(クライアント向け、紙ナプキン版):

       関連クエリでブランドが登場した回数
SoM = ────────────────────────────────── × 100
       総関連クエリ数

例: 「BtoB ◯◯ツール」系の質問を AI に 100 回投げて、御社名が出てきたのが 12 回 → SoM = 12%

→ どれか1つでも「測ったことがない」「インパクトある」「68% 側にいたら困る」が出れば 現状 SoM 監査からの継続契約を即提示

納品物(CL に出すもの)

タイミング 納品物
初月オンボーディング (1) 現状 SoM 監査レポート PDF(30-50 ページ)/(2) 半年ロードマップ Markdown/(3) クエリ設計書/(4) 報告会録画
毎月(継続) (1) 月次 SoM レポート PDF(CL ロゴ入り、表紙 / 推移グラフ / 競合比 / 引用ソース分析 / 施策ログ / 翌月アクション)/(2) 月次レビュー MTG 30-60分/(3) Slack 常駐サポート
要相談プラン(マルチサイト含む) 上記をブランド数分 + 経営層月次戦略レビュー 90分 + アーンド・PR 施策の制作物

制約・前提

販売開始の前提(自社の先行実証)

実装計画の Phase 0 完了 = 自社 SoM の月次計測安定稼働 = 最低 3 ヶ月分の実データ蓄積を、本格的な営業開始の目安とする。それまでは「自社で実証中」を正直に打ち出し、現状 SoM 監査からの提案を進める。営業資料には現時点の実装フェーズと提供範囲を明示する(実装計画 営業立ち上げシーケンス 参照)。

関連ドキュメント

提案 deck 構成案(marp-deck-generator 用)

slug 案: 20260513_curumi-llmo-package 生成タイミング: サービス定義 v1 を社内合意後、別セッションで生成(本セッションでは構成案のみ)

# スライド 目的
1 表紙 — 「LLM の中で、最初に思い出される企業を作る」 一行で核を伝える
2 なぜいま LLMO か — ChatGPT 等の利用普及・商談前リサーチの変化(業界調査の数字 1-2 本) 課題認識
3 LLMO 市場の問題 — 既存事業者は「手段から逆算」 vs 当社は「結果(SoM)から逆算」 差別化
4 提供価値の核 3 つ — (1)毎月 SoM 数字で報告 (2)オウンド×アーンド統合 (3)半年で 2-5x を目標に運用 主張
5 KPI の定義 — LLMO Score(Main 3 + Sub 5)とは何か / どう測るか 計測の信頼性
6 施策の 3 層構造 — オウンド / アーンド / 測定 の同時並行 仕組み
7 層1 オウンド最適化 — O1-O10 の中身 装置1
8 層2 アーンド施策 — Wikipedia / 業界メディア / 比較サイト / 高 DA サイトの使い分け 装置2
9 層3 測定・レポーティング — 月次 SoM レポート PDF サンプル 装置3(最大の差別化)
10 想定成果ケース — 業種別の SoM 推移サンプル(半年で 2-5x) 説得
11 料金 — 月 20 万円プラン と 要相談プラン 料金提示
12 営業フロー — 現状監査 → 継続 → 要相談プラン拡張 フローの提示
13 実績 / 自社事例 — curumi 自社 SoM 推移(先行実証) 信頼性
14 SoM 計測プロトコル — 数字の確からしさを担保する固定条件 信頼性
15 FAQ — 主要質問 5-7 本 不安解消
16 次アクション — 現状 SoM 監査からスタート クロージング

想定枚数: 16-18枚(補足の SoM サンプル / クエリ設計サンプルを 2 枚足す可能性あり)。

枚別本文ドラフト: llmo_package_deck_draft.md に各スライドの本文 / 図表 / 注釈を構造化済。rich deck は生成済(docs/strategy/decks/ai-buddy-for-llmo/)。

未決事項 / 次セッション持ち越し